旭川1泊旅行
(2005年3月26日〜27日)


 今日が本番。動物園に行く日。

 朝食付きの宿泊プランだったので、朝食のために早起きした私達母子。
 当然ホテル内のレストランを使うのだと思っていたのだが
 行ってビックリ。レストランは休業日だったのだ。
 ビックリしたまま一度部屋に戻り、チェックインの時に貰った領収証を確認。
 そこには確かに朝食も含まれている旨がきちんと記されていた。
 部屋に置いてあったホテル説明のパンフレットも確認。
 「朝食はレストラン○○で7:00〜9:00まで」とあった。
 ついでに「レストランは日曜休業」ともあった。盲点。
 曜日の感覚が皆無だった。今日は日曜日だったのか。
 混乱したままフロントに電話をしておそるおそる訊ねてみた。
 フロントの女性はあっさりと言った。
 「フロントに用意してありますので取りにいらして下さい。」

 ホテルに泊まって朝食をフロントに取りに行こうとは誰が想像するだろうか。

 さらにビックリしたままその朝食を受け取りにフロントへ行くと
 用意されていたのはお弁当だった。
 またか。また弁当なのか。
 しかも肉ばかりのこってり弁当。そしてボリューム満点。
 朝なのに。こってり過ぎだ。
 蓋を開け息子と2人で忍び笑いをもらしつつ頑張って食べるも完食は不可能。
 こんな思わぬ出来事があるから旅行はやめられない。

 ***

 チェックアウトの10時少し前にフロントへ行くと
 すでにタクシーの運転手さんが待っていた。
 動物園までタクシー送迎付きのプランだったのだ。
 食事云々に多少の難があろうとも、やはり激安。
 タクシー料金を考えると、宿泊代はどこだと疑問なほど。
 その為だろうと思うが、フロントへ行く途中で若いカップルとすれ違い
 カップルでこんなホテルに宿泊!?と驚いた。
 向こうは向こうで、「親子でこんなホテルに!」と驚いたかもしれない。
 (いや別に良し悪しな話じゃなくて愛想がないと言うかシンプル過ぎと言うか
 だから泊まるだけならまぁ充分なんですけど)

***

 前日よりも暖かい日で、お天気も悪くない。
 運転手さんはお喋り好きな感じの良い親切な方で
 途中コンビニに寄ってくれたり上手な動物園の周り方を教えてくれたりした。
 動物園までは車で行けば20分弱で、開園時間は11時。だいぶ早めに着くはず。
 今日は冬季営業最終日でしかも日曜日だから混んでいるのを予想されるので
 早く着いた方が安心と思ったのだけれど。   

行列
 開園30分前には到着したものの
 動物園前の通りに長く続く車の列。
 渋滞だ。
 タクシーの運転手さんが
 裏道を通ってくれなければ
 私達もあの渋滞の中だった。
 助かった。
 しかし車の渋滞には捉まらなかったがゲート前は人の渋滞だった。
 どうにもならん。覚悟はしていたので文句も出ない。
 ちなみにこの行列はチケットを買う一般客のみ。
 この他に観光ツアーの団体がいくつも来ていて
 団体チケットをすでに持っているらしくこの列には並んでいないのだ。


 客の多さに急遽開園時間を早めてくれたので、さほど待たなくても済んだ。
 入園料は冬期料金で大人が290円。子供は無料だが大人もタダみたいな値段。
 いくら営業時間が短いとは言え破格の安さ。
 ちなみにこの入園料も宿泊プランに入っていた。
 タクシーの中で運転手さんから290円を受け取った時はちょっと笑った。
 まさか現金でもらえるとは思わなかったのだった。

***

   ぺんぎんの散歩の時間まで時間があるので、他の動物を見てきて下さーい!と
 動物園スタッフのおじさんが大声で呼びかけていたので素直に従うことにする。
 でもやはり真っ先にぺんぎん館を目指した私たち。

 ぺんぎん館の入り口も凄い人でぎゅうぎゅうしていた。
 「外にもいるよ!こっちは人が少ないからこっちから見よう!」とのんびり屋の息子。
 でも母はやはり早く中が見たかった。

 

水中トンネル ぺんぎん館の目玉の
 水中トンネル。
 水槽の中を通る
 透明トンネルだ。
 他の水族館でも
 魚の水槽の中を歩く
 透明トンネルは
 見たことあるが
 ぺんぎんのは初めて。

 水の中を泳ぐぺんぎんを見られるの。
 魚もキレイだったがぺんぎんは凄い。結構な感動です。

水の中のぺんぎん

 頭の上を
 びゅんびゅん泳いで行く
 ぺんぎん。
 よちよち歩く可愛い姿からは
 想像も出来ない速さ。
 そしてとても
 生き生きして見える。



空飛ぶぺんぎん


 まるで空を飛んでいるよう。
 周りの人もみんな上を向いて
 口を開けて見ていた。

                             

散歩するぺんぎん
 スタッフの簡単な注意の後
 合図とともに宿舎から出て来た
 ペンギンの団体さん。
 道の両側から大きな歓声が上がる。
 人に挟まれたコースを慣れた様子で
 よちよち行進。お散歩するのは
 キングペンギンだけ。
 散歩の写真は息子が撮影。
 母は人の群れに入り込めず後ろの方で観ていたのだった。


人間に囲まれても真っ直ぐ進む  自分達を間近で囲む人の群れを
 不思議そうにきょろきょろしながらも
 足を止めることなく真っ直ぐ歩く。
 その、
 きょろきょろしながら歩く様がもう。
 ほんとにもう。
 気が遠くなりそうな可愛さだったよ!

 ぺんぎんの散歩は雪がある間だけ。
                 
冬でも元気
 もうじゅう館のアムールトラ。
 外側は普通の檻になっていて
 建物の中はガラス越しに
 動物を見られる。
 冬でも元気なアムールトラは
 ずっと歩き回っていて
 ガラスの前を行ったり来たり。

  がおー!
 サービス精神旺盛な(?)虎は
 ガラス越しにこちら側を覗き込み
 顔をこすりつけたり
 大きく口を開けたり。
 眼前で虎と向き合う事が出来る。
 大迫力。
 ガラスが白くなっているのは
 虎がガラスに口をつけて
 唾液がついたところ。

雪中ライオン
 ライオンもガラス越しに見られる。
 前に他の動物園で見たライオンは
 ずっと遠くにいて
 くたびれた様子でいたけれども
 このライオンは随分と
 堂々とくつろいでいた。
 でもやはり全然動かなかった。
 基本的に猛獣は夜行性が多く
 日中はあまり動かないのが多いのね。
 それでもこのライオンは会いに行く価値がある。何しろ、とても近くで見られるのだ。

寒いぞう(・・・)
 だんだんと雪が本降りになってきて
 寒そうな象。
 舎内への入り口があるらしい壁際に
 ぺったりと張り付いて
 中に入りたいよぅと言わんばかり。
 片足をずっと落ち着きなく動かしていて
 それがまた大変リズミカルで
 まるで足でリズムをとっている様だった。寒くてじっと出来なかったのかな。
 でも外に出しているという事は外でも大丈夫だからなのね。

続く